佐賀市の川副にある佐野常民記念館に行ってきました。
日本赤十字の創設者で伯爵までなった人です。
建物がやけに大きいなあと思ったら児童図書館や
コミュニティーなんとかとか、併設してありました。
二階が佐野常民関連の資料が展示してありました。
撮影した後で気づきましたが、撮影禁止でした。おまけに
筆記も駄目とありました。筆記も駄目?
どういうことでしょうね。
なんだか、見学者より職員の数が多い、所謂箱物の
印象を受けました。これも市長が変わったせいかな。
これは佐野常民の発案で建造された病院船・博愛丸の模型だ
そうです。後に蟹工船に転用され小林多喜二の小説のモデルに
なったと解説がありました。博愛丸と命名された病院船が後に
船員に過酷な労働を強いる蟹工船に転用されるとは皮肉な
ものですね。

蟹工船と言うには随分とモダンな作りですね。
そこが、また皮肉と言うべきでしょうか。
銀さま
最近共産党員が増えて、蟹工船が読まれていると
聞いていました。息子が博愛をテーマにした
絵画展に入選して展示してあると聞いて行ってみました。
行ったのはいいのですが、展示してあるのは地元の
人だけで、大部分は佐賀市立図書館に展示してあり
息子の絵もそこにありました。まさかこんなところで
佐野常民と蟹工船が結びつくとは思いませんでした。
その様子は次のエントリーで紹介します。
日本赤十字の創設者、佐野常民のこと、
初めて知りました。
病院船が蟹工船に転用されたというのも
初めて知りました。
興味ある情報ありがとうございます。
今年のお正月、ブームと知って、自宅の日本文学全集にありましたので読み始めました。
「蟹工船」短い小説なのですが、あまりに悲惨な描写ばかりで最後まで読めませんでした。
悪臭が常に充満し、苛酷な労働で死に至った工員がカムチャッカの海に捨てられる光景と拝見した博愛丸、結びつきません。
pasaladoさま
大隈重信、江藤新平などと共に佐賀の七賢人と
いわれています。まあ佐賀の人でも七賢人の名を
いえる人は殆どいませんが。
赤十字の病院船と小林多喜二の蟹工船が結びついて
いるとは私もびっくりしました。
タイムリーな驚きでした。
youさま
私は小林多喜二・蟹工船というのは知ってはいましたが
読んだことがなく、大まかな内容を解説で読んだ程度
です。
ソビエトが崩壊したとき、アメリカは大喜びでしたが
共産主義は平等な社会を作ろうというのが動機なのだろ
うから、その思想が滅びることはないだろうという
感慨を持ちました。蟹工船がブームになり
日本で共産党員が増えているのは、左派系政権が
多いヨーロッパ型の社会を目指す移行期なんでしょうか。
最近、31歳で夭折した画家、石田徹也さんの遺作集を購入しました。
きっかけは練馬区立美術館で2008年11月9日~12月28日まで開催された「石田徹也-僕たちの自画像-」展が評判となっていたからです。
美術雑誌で何度か目にし、なんと痛い絵なのかと思っていました。
その絵が若い世代の共感を得ている現実と蟹工船のブーム、何か共通したものを感じます。
http://www.tetsuyaishida.jp/gallery/thumbnails.php?album=4
youさま
早速、石田徹也のギャラリーサイト覗いてみました。
私は全く知らなかったのですが、プロレタリア絵画の
雰囲気もあるし、イラストっぽくもあるし、今の
二十代、三十代の若い人達のなんとも痛い立場というか
感性というか。またイラスト、マンガとアートの境界が
曖昧になってきて融合し始めていると感じます。
若い人達が自分達で政治や社会を変えようとしていると
信じたいですね。
申し訳ありません、間違えたようです。
上記のURLは1998年の作品で、確かにプロレタリアっぽいものが並んでいますね。
画集によると、シュルレアリスムのダリの影響を受けているようです。
下記URLからは1995~2004年までの多くの作品を見ることが出来ます。
http://www.tetsuyaishida.jp/gallery/
色々な知識を有難う御座います
蟹工船は読んでおりましたが・・・・・
病院船(博愛丸)が、どのような経過を辿って
蟹工船に使われるようになったのでしょうか
数奇な運命の船ですね
youさま
重ね重ねありがとうございます。
痛い絵だとおっしゃいましたが、まさに
その通りですね。私としては絵も音楽も、美しい
癒される。そっちのほうが好きですね。
メキシコの女性画家、フリーダ?の雰囲気も
ありますね。
くらちえさま
息子の絵が飾ってあると聞いて出かけたのが
切っ掛けだったのです。
解説を見ると、イギリスで建造され姉妹船が
一隻あり、日露戦争などの時に病院船として
活躍して、平時には定期航路にも就役した後
民間に払い下げられて蟹工船になったようです。
博愛丸と佐野常民の関係
博愛丸が蟹工船になった歴史は
http://homepage2.nifty.com/i-museum/19450618hakuai/hakuai.htm
博愛丸 に詳しくでてました。
bambooさま
お知らせ、ありがとうございました。
早速、見させていただきました。
姉妹船の名前も分かりました。